2011-11-01

リンゴのような

 
すっかり秋も終盤です・・・秋らしいこと、してますか??
私は映画館通いからずいぶん遠ざかっていたので、今年の秋は「映画の秋」にしようと思い、
映画のチラシをチェックしてみると、この秋は本当〜に面白そうな映画ばかり!
映画館でのロードショーはもちろん、名画座の特集、大きな映画祭やオールナイト上映・・・
どれも見たい、行きたいで困ってしまっています。
スケジュールを組んでみると、同じ日に様々な場所で開催していて、どう考えても身体もお金も足りない・・・
一昨日の土曜日は、イメージフォーラムで鈴木志郎康さんの映画を見たのですが、
初めての志郎康ワールドにすっかりはまり込み、次の日も自然と上映会の方へ足が向きました。
色々考えて組んだ映画通いのスケジュールを蹴飛ばし、今週末も志郎康さんの上映会へ通いそうです。
あのような映画は見たことがなく、豊かな気持ちになる映画体験でした。
普段はなかなか見られないそうなのですが、今週の金土日と上映しているそうです。

映画の話はさておき。
新作石けんを作るので、レシピをどうしようかなと考えていました。
石けんのレシピも料理のように「美味しそうだな」って組み合わせにすれば良い!というお話を聞いたことがあります。
たとえば椿油ベースだったら、オプションにはさらしあんや日本酒などを入れたり、
香りはひのきやゆずにしたりと、「和」で統一するような感じです。
すんなりとしたレシピで奇抜なアイディアはないけれど、美味しそうに感じるのならば、確かに相性もいいはず!

なので、今度の石けんは、個人的に去年のお家で飲み物のベスト1のレシピに決めました。
ジャーマンカモミールを豆乳で煮出した、ロイヤル(ソイ)ミルクティーの蜂蜜入りです。
たまらなく大好きなリンゴのようなカモミールの甘い香りと蜂蜜の優しい甘さ。
そして豆乳もほんのり優しく甘いです。でもどれも自然な甘さでくどくない。
「この組み合わせは抜群だ、ほ〜落ち着く」と思って飲んでいました。

カモミールティーが本当に好きになったのは、薬局グローバのジャーマンカモミールに出会ったからです。(下の写真)














小さな花、大きな花、つぼみ、粉々になったガクや花弁、色々な形のカモミールが袋に詰まっていて、すごくワイルドです。
ふつうのお店ではよけてしまっているような様々な形のハーブが、ざくざくと入っていて、ひとつひとつを眺めていると、面白くて飽きないのです。
オーガニックで香りも強くて、このカモミールが大好きになってしまいました。














上の写真は、友達のお土産のローマンカモミールのハーブです。
ローマンカモミールのお茶は飲んだことがないのですが、香りも見た目も全然違う!
見た目はこっちが可愛らしいですが、香りはツンと強めです。りんごっぽさは、ジャーマンの方かな。

そして、義父が「棗(なつめ)」 を5粒、送ってくれました。
ドライフルーツではない棗を見るのは初めて。
義父は滋賀の故郷でよく食べていたそうです。
見た目は、どんぐりみたいな木の実で、鳥がついばんでそうなイメージです。
小鳥になった気分でいただきました。皮ごとちょこっとかじってみるとシャリッとしてリンゴみたい!
小さなリンゴのようでした。












棗(なつめ)


さきのジャーマンカモミールを使った石けん、11月のニチニチ日曜市でゼヒ手に取って下さい。